富山湾は水深が1200mあり、日本海側最大の湾である。すぐ近くには3000m級の立山連峰から芳醇な水が流れ込み、海中にも湧水している。深海の漁場が市場から30分以内にあり、近海魚から深海魚まで、豊富な魚種が新鮮なうちに市場に並び、1年を通して様々な魚を提供している。
世界で最も美しい湾クラブ 富山湾 岩瀬
富山湾は、「世界で最も美しい湾クラブ」(*)に加盟することが2014年10月18日に決まった。日本では宮城県の松島湾に続き2番目、日本海側では最初である。
岩瀬は、富山湾の中心部に位置し、古志の松原から眺める立山連峰は絶景であり、その立山連峰には沢山雪が降り、雪解け水は川になったり地下水となり富山湾にそそいでいる。その恩恵で、豊富な魚種が近場で捕れ、新鮮な魚が市場に並んでいる。
*「世界で最も美しい湾クラブ」は、1997年に設立された。ユネスコが後援するNGOである。自然環境保護や湾を利用した地域経済の活性化を目指している。富山湾は25か国で、37湾目となった。また、同時にアルホセイマ湾(モロッコ)が38湾目に認定されている。